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時間フェチ

皆さんおはようございます。雪ノ下です。

今日は久しぶりにブログを書きます。

先日、ボクがよく見ているテレビ番組で「時間をデザインする」という内容がやっていました。

時間の経過によって作られるデザインは、人の感覚では作れない美しさがあるというような内容でした。

何人かのデザイナーや職人が出ていたのですが、それぞれ「時間が生み出す形」というのを語っていて、

例えば左官職人の話では、「ヒビ割れも不良品ではなく、時間が生み出すデザインの一つ」みたいなことを言っていました。

実はこれ、ボクも同じように思っています。

プラモデルのウェザリングと同じですよね。
(たまにブログで話しますが、知らない方は『プラモ ウェザリング』で検索を♪)

このデザイナーさん達を見て、「こいつら時間フェチだな」って思いました。

ボクは常々、作品で汗ジミや汚れ、使用感などを表現しています。

これは全て「時間」を表しているんですよね。

ボクの根底にある「匂いフェチ」に切っても切り離せない関係にあるのが「時間」です。

まっさらで綺麗なコスチュームももちろん良いのですが、それが時間と共に汚れていく感じがとても好きです。

物で言うと新品がゼロ、人で言うとお風呂上がりがゼロです。

さて、最新作の【女店長の悲劇 〜ホテルウーマンの場合〜】は楽しんで頂けましたか?

この作品も随分匂いには拘りました。時間の経過にも拘りました。

……え?まだ買ってないですって!?

ホームレスのクサダに怒られますよ!(笑)

先述の時間について言うと、スクール水着がそれにあたります。

クサダが渡したスク水が新品だと、なんかこう、ボク的にはイマイチなんですよね。

ただのコスプレになってしまう気がして、物足りないんです。

なのでゼッケンを何度も書き換えて長年使っていたスク水を表現しました。

色褪せ具合もお尻の毛玉も素敵でしょ(笑)

ところで次回作についてなんですが、今までとテイストが違う感じになりそうです。

なんと言うか、皆さんの想像力や妄想力で完成させられるような作品になると思います。

『生かすも殺すも妄想次第!』

ストーリー仕立てではなく、CG集的な感じにしたいと思っています。

またレポートとか書く時間があればお知らせしますね♪

まずは日曜日の朝9時からのゲ〇ゲの鬼太郎をお見逃しなきよう<(_ _)>